2008年11月21日 (金)

手作りPOP

成り行きで、2晩徹夜。
一昨日の晩は仕事の締め切りの関係で半強制的に起きていたのですけれど、
ゆうべは「アート」をしていたら眠くならないうちに朝になってしまった、と
いう感じです。

ピクチャー・ノートを販売してくださっている(主に遠方の)書店に送るPOPを
作りました。
各店舗ごとの客層が分からないので、1店舗あたり2つのパターンを作成。

これでひとまず、41店舗分です。

2パターンのうち片方は1枚5分くらいで作成できるのに対し、もうひとつは
だいたい30分くらいかかります。

ピクチャー・ノートと同じように、スタンプやシール、折り紙、色えんぴつ、
カラーペン、そしてシール機を使って作成しているから。
もちろん、「がお」も入っています。

実は、最初にPOPを送ろうと思ったときは、2パターン用意することは考えて
いませんでした。
ところが、実際にいくつかの書店に足を運んでみて、客層によってPOPも
使い分けるほうがよいように思ったのです。

そうすれば各店舗の客層にマッチする確率が上がって、書店にとってもプラスに
なるのではないかな、と。

ただ、手間をかけた分、当初よりもずっとスケジュールを押してしまいました。

ようやく、午前中に挨拶状と一緒に封筒に入れて、封をして切手をぺたり。

数があるので料金別納郵便でもいいのですが、封筒の表に書店への感謝の
意味もこめてちょっとしたメッセージを刷っているくらいなので、ここは
やはり記念切手でしょう。

そのために、ふみの日の百人一首と源氏物語一千年紀との切手を用意しました。
一応、文学風にこだわった、ということで。

えっ?
自己満足じゃないかって?
そうなんです(笑)。完全に自己満足。

書店員さんに、文学にちなんだ切手だけでも楽しんでもらおうかな、と。

で、成り行きで徹夜続きになったのに、ちょうど仕事のキリがいいというだけの
理由で午後から街に繰り出しました。

横浜駅の近辺の書店をひととおりまわって、関内-伊勢佐木町-上大岡と
移動し、次のPOPのための画材の買い物もして帰宅。

主人には、寝てないのによく動けるねと言われましたけれど、楽しみながら
やっているときはわりと平気なのです。

翻訳の仕事では、ここまでパワフルには動けません。

お絵かきプラスαだから、動けるのですよ。

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2008年11月11日 (火)

書店にご挨拶

立川で友人とランチを楽しみ、3時半過ぎには娘と一緒に昭島のモリタウンという
大型モールに足を運びました。

モリタウンの中にある「くまざわ書店」さんで、ピクチャー・ノートの本を平積み
してくださっているという情報を得て、ご挨拶かたがた手描きのPOPをお届けに
行ったのです。

最初は、わたし一人で出向こうと思っていたところ、娘に話すと「見てみたい」
とのことだったので、授業が午前中で終わる火曜日に決定。

店頭では、通路側の目立つ位置で茂木健一郎先生の本など最近話題の本と一緒に
平積みになっていました。(くまざわ書店さん、ありがとうございます。)

書店にご挨拶というのは2店目ですが、最初の店は店長と知り合いなので今回が
事実上初めてです。
ちょっと(だいぶ?)緊張しました。

あと、ランチの前に寄った立川ルミネのオリオン書房でも、マインドマップの
本と一緒に並んで表側の棚にありました。

都心の書店やオンライン書店では小学生/中学生向けの参考書としている店舗が
多いのに対し、少し郊外に来ると位置づけがずいぶんと違っています。

個人的には、この違いがどこに起因するのか興味深いところです。

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2008年11月 7日 (金)

たびかさなる偶然の一致(シンクロ)

昨日、グローバルドリームビジョン(GDV)教育の太田惠美子先生からMOKUと
いう雑誌が届きました。(ご存知ない方のために付記すると、太田先生は
新潮社『りんごは赤じゃない』に登場する、カリスマ的なすばらしい教師です。)

「ダ・ビンチ 探求の眼差し」という特集に太田先生の教育に関する取材記事が
載ったため、献本で送ってくださったのです。

そして今日の夕方、太田先生からお電話が。
「ねぇ、なんだかとても不思議な感じがするわよね~」と。

何が不思議かというと、日付とダ・ビンチのシンクロです。

こちらからは、ピクチャー・ノートの本を木曜着で太田先生に送っていました。
お互いに申し合わせていたわけではなく、単なる偶然です。

7月にお世話になった後、8月に少しやり取りがあって、その後はお互いに
連絡を取っていませんでした。
それが、2ヶ月半ぶりくらいで互いがそれぞれに相手に献本をし、届いたのが
同じ日なのです。

加えて、ピクチャー・ノートの本の帯には「ダ・ビンチ」という言葉があります。

太田先生が取材を受けた特集も、ダ・ビンチ関連。

わたしは昨日、本を見て心底驚きました。シンクロ~~と思いました。

太田先生も、とてもワクワクして嬉しそうな、弾んだ声でした。

でも、それだけじゃないんです。

ほんとうは昨日のうちにお礼をしたかったのですけれど、あまりに疲れていて
夜9時頃にベッドイン。
今日は今日で朝から小学校と中学校で立て続けに授業に協力していたため、夕方に
帰宅して一番最初に太田先生にお礼のメールを書きました。

そうしたら、メールを送信して5分とたたないうちに電話のベル。

驚いたのなんのって、トリプルシンクロです。

太田先生は、この電話の前にも何度かお電話をくださったそうです。
基本的には家には主人がずっといたのですが、わたしのために車で学校間の
送り迎えをしてくれているときなど、ごくごくわずかな時間だけ家をあけて
いました。

おそらく、そのわずかな時間にかかってきていたのでしょう。
全部「不在」で、わたしが帰宅してメールを送った直後に、つながった…。

先生は、メールを見てかけてきたわけではありません。
これも単なる偶然の一致です。

ここまでくると、びっくりを通り越しています。

もっとも、ピクチャー・ノートには出版当初からいろいろなシンクロがありました。

たとえば、大阪の造形教室の先生。

造形教室&絵画教室HPリスト
http://www.saglasie.com/pn/schools.htm
からリンクさせて頂いたため、ご挨拶のメールをしていました。

そうしたら、一昨日(11月5日)に頂いたお返事の中に、「先週、浅葉和子
先生に会ってきた」という話が。

浅葉さんは、わたしが6歳から通っている造形教室の先生。
ここの教室で育ったことを、造形教室&絵画教室HPリストにも書いていたため、
大阪の先生はそれを読んでとても驚いて、ちょうど会ってきたばかりだと話して
ださったのです。

こちらも、びっくりしました。
世界は狭いというか何というか……。

こんなところでつながっているのですよね。
「つながり」って、とてもステキだと思います。

大阪からメールを頂く2日くらい前には、9マス速読、100マス計算のことを
思い浮かべていた(9マス速読法の本を書いた著者とお会いしたことがあり、
彼も絵画教室を持っているため)日があって、そのときに偶然に下記のブログを
見つけました。

http://blog.livedoor.jp/taka_okada_hitoshi/archives/52078726.html

ちょうど、半自動的なパターン配本の結果として「小学生用参考書の棚」に
配置されていたピクチャー・ノートの本を中高生用に移動してもらうにはどう
すればよいかを漠然と考えていたときと重なります。

このブログ記事を見て、小学生用のままでもいいかもしれないと、そう思い
直しました。

むしろ、親がある程度かかわるには、小学校高学年からくらいのほうがいいかも
しれないのです。

そういうことに気付かせてくれる記事でした。

シンクロと出会いとその他諸々すべてのことに、感謝~!

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2008年11月 6日 (木)

現場で得られる情報量

神楽坂と銀座に用事があって都内まで出たので、帰りに日本橋と東京駅周辺の
書店に足を運びました。

もともとは、ピクチャー・ノートの本がどの分類の棚に配置されているかを
確認するために寄ったのですが…。

実際に足を運んで店内をぐるっと歩いてみると、パターン配本と流通事情に
ついて知るまではまったく見えなかった数々のことが、いろいろ見えて
きたのです。

出版業界全体でみた返本率が40%という驚異的な数字になっている理由も、
少しだけ分かった気がしました。

同時に、少なくとも自分の本に関しては返本率を下げるためにできることを
いくつも思いついたため、順番に「実験」してみようと思います。

どれが有効なのかは、試してみてからのおたのしみですね。

結果はまた、ここで報告します。

やはり、自分で足を運んでみる(行動する)ことは大事ですね。
得られる情報量が違います。

ちなみに、ピクチャー・ノートの本。
丸善日本橋店では学参の「ノート法」、八重洲ブックセンターと丸善丸の内
本店では中学学参のところに配置されていました。

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2008年11月 4日 (火)

「いらない」から「そうでもないかも」に

現在の配本システムについて調べていたときに、書店側からみると
3つのパターンがあることを知りました。

(1)欲しい本を配本してもらえる書店
(2)欲しい本を配本してもらえない書店
(3)いらない本が配本されてしまう書店

このうち、(1)は需要と供給がマッチした理想的なケース。
(2)は、新刊情報をしっかりキャッチしないと機会喪失になるかも
しれないとはいえ、入ってこなくてもあまり実害はないケース。
それに、欲しい本があればあったで発注すれば入ってきます。

一番問題なのは、(3)だそうです。

「うちの店の顧客層では売れない」とか、「そもそもどうやって
売ればいいか分からない内容」とか、ようするに厄介者。

出版業界全体でみた書籍の返品率は約40%だそうですが、この
「いらない本」は当然ながら返品の最有力候補でしょう。

だとすれば、書店にとって「いらない本」という位置づけになった
ものを、「そうでもないかも」と思ってもらえる工夫をすれば、
返品しなくてすむわけです。

返品は資源の無駄ですし、書店としてもそういうことをなくせる
ならばそのほうがいいですよね。

すぐに思いつく方法として、
・客層ごとに異なるアピールポイントを店員さんに伝える
 →店員さんには、その中から自店に合う部分だけを使って
  もらえばいい
・手書きPOPを作るなど、店員さんが売りやすい環境を整える
ことがあげられます。

日々膨大な数で新刊が出版され、そのすべてを店員さんが自己の
努力だけで丁寧においかけることなど物理的に不可能とも言える
ご時世。
ですから、店員さんにとって「手がまわらない」部分を補えば
よいのではないかと考えました。

この考え方は、翻訳者時代に営業活動をまったくせずに口コミ
だけで次々と顧客が増えていったときと同じです。

翻訳者をしていた頃は、ただの「結果」でしたけれど、今は
それがなぜうまくいったのか分かります。
だから、同じパターンを応用してみることにしました。

具体的には、初回の配本が現時点で確認できた約100店舗に
ついて、上記の2つをやってみようと思います。

遠方はどうするのかって?
できますよ、ちょっと工夫すれば日本中。

『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さんは、約1年かけて全国の
書店行脚をなさったそうですけれど、わたしは子どもたちも
いますし、その他諸々もあってそこまではできません。

ただ、だからといって、自宅近郊での書店まわりにとどめて
しまう気にもなれないのです。

「できないから、やらない」ではなく、「どうすればできるか」
考えました。

出てきた結論。

店の数分だけPOPを作って、客層に合わせた特徴をまとめた
資料も作って、ご挨拶状&お礼と一緒に郵送すればいいんです。

100店舗でコストは約1万円。
まる1日ちょっとくらいあればできます。

書店さんは、半自動的に配本されてくる本を売ってくださって
いるのですから、このくらいのお手伝いはあってもよいのでは
ないかと。

ということで、トライします。

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2008年11月 3日 (月)

子どもたちの「おたがいさま」

『「ピクチャー・ノート」勉強法』のページに、造形教室&絵画教室の
リストを追加しました。

http://www.saglasie.com/pn/schools.htm

それぞれに生き生きとしていて、可能ならひとつずつ全部自分の足で
まわりたいくらいです。(関東近郊は、そのうち実現するかも…。)

造形教室のようなところに通ってくる子どもたちは、もともと絵を
描いたりモノを作ったりするのが好き。

ピクチャー・ノートを使って学校の勉強の学習効果を高めようとした
とき、きっとオリジナリティがあってユニークなノートが次々と
生まれます。

そういう子どもたちのノートやアイディアが、はじめはなかなかうまく
いかない他の子どもたちを助けるきっかけになるかもしれません。

間接的にではありますが、子どもが子どもを助ける「お互いさま」の
関係が、ネットを通じてできるといいな。
そんな願いもこめています。

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2008年11月 2日 (日)

求めている人に、求めているものを

現在の出版業界で主流となっているパターン配本システム。
今回、この仕組みで動く本を出してみて、いろいろなことが分かりました。

版元にとっては、配本してほしい書店と配本数の指定がしにくい
書店にとっては、自店の購買層に合った本が入ってきにくい
読者にとっては、求めているものに合った本と出会う機会が失われている

など、多くのミスマッチの問題を抱えているようです。

ただ現実問題として、今の流通形態ではパターン配本をなくしてしまうのも
難しいようで、それが問題を余計にややこしくしている、という書店主や
版元の声をいくつか耳にしました。

わたしの『「ピクチャー・ノート」勉強法』の場合は、主に中高生に
届けたい内容になっていますから、中高生が学校の帰りに立ち寄るような
書店においてもらえるのがベストです。

あるいは、塾が集まっている地域とか、そういうところもいいでしょう。

でも実際には、なかなかそうもならないようです。

加えて、どこの書店に何冊配本されたかは、版元でも把握できていないと
聞きました。

これでは、いくら中高生に「こういう方法もあるよ」と情報提供しても、
その子が書店で『「ピクチャー・ノート」勉強法』の本を見つけることが
できる機会は、とてもかぎられます。

そこで、このミスマッチを少しでも減らし、必要としている人に必要な
ものを届けられるよう、著者サイドでできることを、ひとつずつはじめて
います。

まず最初に、本を手にとって見てみたい(読者となり得る)人のために、
書店を何店も歩いてまわらなくてすむよう、取扱店のリストを作成。

http://www.saglasie.com/pn/stores.htm

人海戦術で地道に確認していますので、まだまだ漏れも多くあるでしょう。

でも、少なくとも子どもたちの貴重な時間が本探しに費やされることは
減ると思います。

次にやろうと思っているのは、通学路にある書店を割り出して、本の
案内をしてみることです。

これについては、学校のPTAで役員をしてきた経験が大きな助けに
なりました。
学区と通学路に関するデータの入手方法が、ある程度分かるのです。
もちろん、自治体によって多少の違いはあるとは思いますが、どこに
いけばよさそうかという、だいたいのアタリを付けることが可能です。
あとはひとつずつ確認するだけです。

そして当然、割り出した書店のうち近隣はすべて歩いてまわろうと
思っています。

何日か前に書店に出向いて店長と話をしていたときに思ったのですが、
対面は手間がかかる分だけ得られるものも大きいのです。

本と読者のマッチングを良くするためには、あいだに入っている書店
経営者や店員との「人と人とのふれあい」は不可欠でしょう。

パターン配本に問題があるとしても、少なくとも著者としてはそれに
不満をぶつけたり取次さんへの「あなた任せ」にしておくよりは、
少しでもミスマッチを減らせるように頭を使うほうが、よほどいいと
思っています。

参考
(書店や版元から伺った情報を補う上で、とても有効でした。
ありがとうございました。)
http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/20060814/1155575582
http://sofusha.moe-nifty.com/blog/2008/10/post-4367.html
http://www.hanmoto.com/diary/2005/10/19/245/

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2008年10月25日 (土)

できあがり~

今年の初めから制作してきた本が、ようやくできあがりました。

タイトルは『「ピクチャー・ノート」勉強法』。
サブタイトルに「らくがきが驚きの効果を生む」とついています。

ISBN 978-4-576-08172-4

専用のウェブサイトもつくりました。
http://www.saglasie.com/pn/

1枚の紙に絵でまとめるだけで、成績がぐんぐん伸びる勉強法。
それが「ピクチャー・ノート」。

現在高校3年生の娘と一緒に、中学・高校での実際の勉強をとおして
何年も試行錯誤をし、ようやく今の形にまとまりました。

レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインも絵でノートをとって
いたといわれますし、暗記は苦手という人や、勉強がつまらないという
人には特に、一度この方法を試してみてもらえればと思います。

子どもの不登校・退学につながる大きな原因のひとつに、授業に
ついていけないということがあると思いますが、こうした子どもを
一人でも減らす助けになればと、切に願っています。

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